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2011年08月 アーカイブ

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植毛と脱毛

胎児外科はまだ先の問題としても・・・


もし胎児の再生による治癒のメカニズムが解明されれば、それを成人に導入することで、傷痕を残さない治療(スカーレスヒーリング)も可能になるのではないでしょうか。


さて、なぜわたしたちはこれほど髪の毛にこだわるのでしょう。


永久脱毛 をしている方は、ムダ毛にこだわりますね。


デズモンド・モリスというイギリスの動物学者は「人間は裸のサルだ」といっています。


進化頂点で人類が誕生したとき、サルは体毛を失って人間となり・・・


同時に、どういうわけか髪の毛けは伸び続けるようになったといいます。


やがて人間が言葉を持つようになり、文明を誕生させたとき、人間自身も、この髪の毛に神性を感じたのではないでしょうか。


それは各民族の伝承にも残され、やがてはそれぞれの文化の中で宗教、権力・・・


そしてファッションの担い手として、象徴的な役をはたすようになります。


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永久脱毛へのこだわり

文明が発達しはじめて以来、少なくとも男性の場合には、男性的である・・・


つまり力の象徴として、また神聖なるものの属性として髪の毛が尊重されてきました。


『旧約聖書』のサムソンとデリラの話では、サムソンの力の源が髪の毛でした。


その髪の王切られると負けてしまうが、また生えてきたら勝ったと記されています。


ローマの皇帝シーザーが実はハゲで、月桂樹の冠はそれを隠すために使われたといいます。


一方、女性の場合は、かつて西洋では、女の人がバサッと髪をバラバラにするということは性的な解放といったものにつながるので好ましくない・・・


髪はいつも束ね、帽子をかぶったりL慎ましく隠すことがたしなみとされてきました。


一方、日本の場合はまた違って、清少納言の『枕草子』に、


「長い黒髪も手入れしなくては美しくない。


洗い立ての鳥の濡れ羽色の髪が美しい。


髪ばかりでなく女性が最も美しく見えるときある」


・・・とあるように、平安時代の昔から、女性は黒髪をなびかせて描かれています。


つまり髪の毛は、男にとっても女にとっても、まず性のアイデンティティーを保つものであるといえます。


それと同時にムダ毛は、永久脱毛 したいほどジャマなものなのです。


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