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2011年04月 アーカイブ

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マニキュアとアイブロウ

テストは舶来品の自由化に対して、国産品を擁護する国産品普及向上本部のテストであることも知っておいてよいでしょう。


しかし前回のようなテストでみると、口紅は舶来のものが良いなどという一般論は出せないことがわかります。


そしてまた国産品には、値段の安いものが、高いものと品質が変らないものが多数あったと報告しています。


マニキュアもその原価を聞けばおどろかされるものの一つです。


ほんの少量の「塗料」をびんに入れて売るのです。


パッカードはマニキュアのことについても書いています。


かれは化粧品の価格水準を高めることに成功したということで同業者に称讃された会社のことについて述べています。


その会社は競争会社にくらべて5倍も高い値段のマニキュアを大胆に売りはじめたのですが、これこそ、ほんとうの販売政策だと同業者に称讃されたというのです。


東京の郊外の中小工場でアイブロウ・ペンシルをつくっています。


1本10円くらいで化粧品メーカーに納入しています。


その工場へは、いろいろな化粧品メーカーから註文がきますが、同じ製品に各社のブランドを刷りこんで送っています。


そしてエステの永久脱毛 のように、各社それぞれの値段で売っているということでした。

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女性の持つ見栄の心理

アイブロウはどこのどんな有名メーカーも全く同じものをつかっていますが、2000円などという値をつけているところもあります。


最近では金具(容器)を飾る傾向になっています。


レブロンの創始者は、虚栄心のあるところには化粧品があるべきだ、と言っています。


この逆に、化粧品のあるところ虚栄心はうまれる、という一面も見のがせません。


一般品メーカーは「資生堂は婦人の虚栄心につけこむことに最も成功した」といいますが、それだけではありません。


資生堂は戦後、古くから出していたドルックスを復活させ、17、8年前に1000円のスペシャル、そして1、2年後に2000円、2500円のプリオールなどと高級品を出してきた約20年の過程・・・


これは、日本の高度成長、デラックス化の過程で、高級品へ高級品へと日本の消費者の気流が流されてきたこの時期をうまくとらえたということができます。


一般品メーカーがせいぜい200円から300円上げに止まっていた時代に、このように大幅高級化のテンポを打ち出したこの商策が資生堂の大をなさしめたのです。


しかしその経営原理は単純なものだつ女性の持つ見栄の心理をうまくつかんで、これを触発、飼育、拡大の方向にひきまわした、ということにつきるでしょう。


これはエステなどで永久脱毛 をする女性の心理にもいえることかもしれません。

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